知多半島外へお出かけ!『グランフロント大阪・ナレッジキャピタル』へ行ってみた
「知多半島のことを知りたくば、周りを良くみよ」。そんなお告げが聞こえてきたのかどうかは定かではありませんが、新しい発見&体験をすべくグランフロント大阪に行ってみました。
大阪はなんだか若い人も多いし、韓国語や中国語など様々な言語が飛び交っていたり、高層ビルが建設中だったり…。毎度のことですが、とにかくエネルギーを感じます。
大阪駅から直結しており、改札を出てグランドフロント大阪の案内に進むと何やら見えてきたのは、パナソニックセンター大阪。商業施設内に企業のショールームという、あまり見かけない組み合わせです。3階に渡って、ライフデザインを考えさせられるというか、自分の人生について目標を見つけに来る場所という感じでした。実際にカップルや夫婦であろう人達もブラブラと見て回っていたので、きっと何気なく今後の暮らしについて話に華が咲いたりするのでしょう。
ショールームを出ると、いわいる商業施設。様々なブランド店舗が軒を連ねています。そんなオシャレなお店を横目に、今回一番気になっているナレッジキャピタルを目指し、グランフロント大阪の北館に向かいます。
建物は天井が吹き抜けになっている部分が多く、開放感がスゴイです。施設内はよくあるショッピングモール的な、画一的な作りじゃないので、上の階を目指したりするのに少しウロウロします。でも、なんだか楽しい。
さて、なんだかよくわからないままナレッジキャピタルと呼ばれているエリアに来ると、サントリーやコカコーラ、ダイキンといった、あまり商業施設に店舗を出さないような企業名が目に飛び込んできます。簡単に言ってしまうと、自社商品プロモーション、販売、会議、研究など、さまざまな機能をもたせたテナントが、寄り集まっていました。今までのショッピングモール的な見せ方をしていますが、買い物をしに来るだけでなく、カフェしに来るという要素に、学びに来たり、商談しに来るという要素が加わっている感じです。
実際、サントリーの「SUNTORY WHISKY HOUSE」では、「Whisky Gallery(ウイスキーギャラリー)/樽ものがたり」「Whisky Dining WWW.W(ウイスキーダイニングフォーダブリュー)」「Whisky Bottle Bar SUNTORY WHISKY HOUSE(ウイスキーボトルバーサントリーウイスキーハウス)」という3つの要素を含んだ複合施設になっており、ウィスキーギャラリーでウィスキーの販売は行っていない(!)のにもかかわらず、ウィスキーの歴史や製造方法、そして商品のこだわりなど、まさに産業技術館的な要素があり、そしてウィスキーの樽を再利用しKarimokuとコラボした家具や、その他グッズなどをお土産的に販売していたりしました。ちなみに「知多」の紹介もあり、“知多半島”の文字を見つけて嬉しくなったのは余談の話。
いま、どこへ行っても同じ形の商業施設に飽きているという声をチラホラ耳にします。どこへ言ってもコンビニも同じ、スーパーも同じ、レストランも同じ。安全で安心な世の中が、少し不満に感じるようになってきているのかもしれません。となると、知多半島の今後目指すべきは、知多半島でしかできないことなのかも?と、色々考えさせられたのでした。
さて、世の中がどんどん変化していく中で、知多半島はどう生き残っていくのか?!
「外を見て、自分を知って、行動しよう!」という気分になってきませんか?
グランフロント大阪 http://www.grandfront-osaka.jp/
ナレッジキャピタルフロアガイド https://kc-i.jp/facilities/floor-guide/
パナソニックセンター大阪 https://www.panasonic.com/jp/corporate/center/osaka.html