みなさんこんにちは!知多半島の情報誌『EDIT知多半島』のライター田村です。今回も知多半島へお越しの際にぜひ知っていて欲しい情報をお伝えいたします。

春といえば桜。知多半島にも桜の楽しめるスポットが数多くありますが、その中でもわざわざ足を運んで桜を楽しみにいきたいと思える、特にオススメの桜スポットを10カ所ご紹介したいと思います。もちろんこれはEDIT知多半島編集部の独断と偏見に基づくものですが、実際に訪れて調査し、友人(外国人含む)を連れて行った反応なども参考にしていますので精度高めの情報だと思います。知多半島の北側(名古屋側)から順番に、南へ向かってご紹介していきますので、是非最後までご覧ください。残念ながら今年の桜を見逃した人も、桜の木はめったに場所が移るわけではないので来年のためにメモしてみてくださいね。それでは参ります!

知多半島の桜スポット オススメ10

・桃山公園(大府市)

 公園を頂点として放射状に伸びる坂道が美しい閑静な住宅地沿いには、立派な桜が植わっていて、この辺り一帯が桜色に染まります。公園を目指して散歩しているだけで、春のワクワクとした雰囲気を感じられるのが魅力です。公園内にも桜は植わっていますが、2019年は剪定された桜の木も多く、ボリュームは少し大人しめ。それでも公園の展望台から望む景色は美しいですよ。駐車場も完備しているので、足が悪い方でも公園までたどり着けます。

公園中央に位置する シンボリックな展望台
公園中央に位置する
シンボリックな展望台
展望台からみた桜の景色
展望台からみた桜の景色

・大池公園(東海市)

 公園の中央に大きな池がある公園で、「大池公園桜祭り」は毎年多くの人が桜を見に集まるイベントとなっています。池沿いに植えられた桜を楽しみながら一週ぐるっと散歩することができます。昼間でも十分美しいのですが、ライトアップされた夜桜を楽しむことができる知多半島では数少ないスポットとなっています。

池沿いに咲き並ぶ桜の木
池沿いに咲き並ぶ桜の木
ライトアップされ水面に映る夜桜
ライトアップされ水面に映る夜桜

・於大公園(東浦町)

 子供たちが喜ぶ遊具が充実した公園で、桜の時期も家族連れで賑わう元気な子供たちがあふれる桜スポットです。特に桜が植わっている坂道では、誰もが写真を撮影する「於大公園の桜」をイメージできる場所となっています。運が良ければキッチンカーで、お団子やたこ焼き等を購入することも可能です。駐車場は大きいのですが、それ以上に家族連れが車で訪れるので駐車場は混みます。路上駐車して他の方に迷惑をかけないように注意が必要です。

桜の屋根をくぐる 於大公園の坂道
桜の屋根をくぐる
於大公園の坂道
桜の木の下で花見を楽しむ
桜の木の下で花見を楽しむ

・旭公園(知多市)

 知多半島の桜の美しさに圧倒されたいなら、間違いなくここ。桜のアーチが続く公園内を散歩すると、まるで映画の世界にいるかのような気分に浸れ、「桜の中を散歩する」というテーマの写真がきっと撮れます。散る頃にいけば、まさに桜の花吹雪状態に動画も映えること間違いなし。ただ、近隣住民には有名な超人気スポットなので、駐車場を探すのは大変です。ご近所に迷惑にならないように譲り合い、住民の迷惑にならないよう注意しましょう。

空がすべて桜で埋め尽くされる ここでしか味わえぬ散歩道
空がすべて桜で埋め尽くされる
ここでしか味わえぬ散歩道
大道芸で賑わいを見せる園内
大道芸で賑わいを見せる園内

・ふれあいの森(阿久比町)

 阿久比町の東側にあるふれあいの森では、ホタルが養殖されていることも有名ですが、桜もきれいに見ることができます。駐車場の入り口で出迎えてくれる桜の木も美しく、公園内でも何種類かの桜を見ることができます。芝生のスペースも広く、子供たちが遊ぶ滑り台もあったりするので、のんびりとした時間を過ごすことができると思います。駐車場も第2まであり充実していますので、よほど止められなくなる心配もありません。遊歩道をのんびり歩いて、芝生の上で弁当を食べるのもいいかもしれませんよ。

入口の桜が出迎えてくれる
入口の桜が出迎えてくれる
ゆっくりとしたゆとりある空間がある園内
ゆっくりとしたゆとりある空間がある園内

・雁宿公園(半田市)

 半田といえば山車まつりが有名ですが、山車と桜のコラボレーションが美しく見られる場所で有名なスポットと言えばこの雁宿公園(かりやどこうえん)です。公園の側道から桜並木が続いており、上り坂の美しさも相まって、桜の舞う時期にはまさに絶景です。毎年桜の時期になると公園内各所でお花見が行われており賑わいを見せる地元でも人気の桜スポットとなっています。

公園に向かう坂道を彩る桜
公園に向かう坂道を彩る桜
地域住民のお花見のメッカとなっている
地域住民のお花見のメッカとなっている

・常石神社(常滑市)

 常滑の大きな招き猫がシンボルとなっている「ヤマタネ」さんの信号を西に進むとすぐ右手に見えてくる、常石神社。神社へ向かう参道沿いに桜が立ち並んでいます。ゆっくりと参道を抜けると、山の麓に駐車場もあります。少し戻って桜並木を散歩してみるのもいいでしょう。そこから階段を上っていけば、神社境内にとても立派な桜の木が何本か植わっており壮観です。樹齢何年かわかりませんが、とにかく大きく成長している桜が風に揺られて境内に舞い踊る姿は、何かパワーをもらえる感じがします。

参道の入り口からは鳥居と桜が映える
参道の入り口からは鳥居と桜が映える
境内へ向かう参道が美しい
境内へ向かう参道が美しい

・知里付神社(武豊町)

 神社に続く参道に植えられた桜並木が美しく、道路と神社と桜のコラボレーションが楽しめるスポットです。地域の春祭りが行われる時期が、ちょうど桜が見頃なシーズン。神社に向かって桜並木を進むお祭りの山車を見ていると、フォトコンテストの応募作品になりそうな瞬間を発見できるかもしれません。

祭りの準備をしている様子
祭りの準備をしている様子
知多半島の各地で 春まつりと桜がセットで楽しめます
知多半島の各地で
春まつりと桜がセットで楽しめます

・冨具崎公園(美浜町)

 まさに隠れた桜の名所です。細い道を抜けて坂を登って行くと、数台しか止められない駐車スペースがあります。無事車を止めることができれば、その先には遠くまで見渡せる小高い丘に続く道にがあり、桜が咲き乱れています。桜の並木道を抜けると、空と海が見渡せる開放的な空間が広がります。ベンチもありますので、おにぎりなんか食べながら過ごすのも良いですね。ただ、トイレが非常用だったりするので、あまり飲み食いしすぎない方が良いかもしれません。

特等席で楽しめる穴場スポット
特等席で楽しめる穴場スポット
海と空と桜が一度に楽しめる
海と空と桜が一度に楽しめる

・桜公園(南知多町)

 名前の通り、桜が美しい公園です。2019年の春に訪れた際には、丘からの視界を塞いでいた木が伐採され眺望がまた一段と素晴らしく見えました。知多半島の最南端を望む丘という感じで、日間賀島や篠島など知多半島の南側が広く見渡せます。247号線沿いから上ってくると少し入り口の道がわかりにくく、なおかつ最初は広いのですがだんだんと道は狭くなり、そしてかなり急な坂道です。対向車も降りてくるので、優しい気持ちで譲り合いつつ上りましょう。公園前の駐車場は10台弱ぐらい止められるのと、公園で長居する人は少ないので、ドライブのついでに立ち寄ってみることをオススメします。

椅子や机があるだけのシンプルな公園
椅子や机があるだけのシンプルな公園
知多半島の南端が望める 景色の良い公園
知多半島の南端が望める
景色の良い公園

知多半島に桜を見に行こう!

今回は知多半島に存在する全10市町の中から、一カ所ずつご紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか。知多半島は夏が本番というイメージがありますが、四季折々に魅力的な一面を持っています。狭い半島だからこそ、一日で何カ所かまわることも可能です。天気のいい小春日和に、知多半島の桜ツアーを開催してみませんか?今回編集部が使っている桜マップを公開しちゃおうと思います。ぜひ休日の楽しみに活用してみてくださいね。

知多半島桜マップはこちら

https://www.google.com/maps/placelists/list/9E_MAlR-MznieeDIHMzuPcNV1cbTug?hl=ja

次回の記事もお楽しみに!

本企画『知多半島案内』については、こちらをチェック!

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